1
00:00:01,876 --> 00:00:03,420
狩る時の加速と——

2
00:00:05,672 --> 00:00:07,841
力強いアゴ

3
00:00:09,092 --> 00:00:11,845
象徴的なサメの特性です

4
00:00:14,222 --> 00:00:18,727
この速度や かむ力は
実測できるのでしょうか？

5
00:00:22,355 --> 00:00:24,524
２人の専門家が挑戦

6
00:00:25,025 --> 00:00:26,818
どんどん来るぞ

7
00:00:27,235 --> 00:00:28,820
最新技術を駆使

8
00:00:29,029 --> 00:00:31,614
初めて見る速さです

9
00:00:31,740 --> 00:00:33,700
相手は海の頂点捕食者

10
00:00:34,075 --> 00:00:35,285
こっちに来る

11
00:00:35,660 --> 00:00:37,203
必要なのは強さ

12
00:00:37,495 --> 00:00:38,913
爆発的です

13
00:00:39,080 --> 00:00:40,123
そして速さ

14
00:00:40,248 --> 00:00:41,416
いけ いくんだ

15
00:00:41,541 --> 00:00:46,296
サメの速さと かむ力を
測ろうというのですから

16
00:00:46,421 --> 00:00:48,131
フィンをかんでる

17
00:00:49,924 --> 00:00:51,134
やった

18
00:00:51,801 --> 00:00:52,719
かんでる

19
00:00:52,844 --> 00:00:54,888
はたして真実に迫れるか

20
00:00:55,013 --> 00:00:58,016
サメの特性を追います

21
00:01:05,690 --> 00:01:09,194
サメ専門家
ブロック･マクシーたちは——

22
00:01:09,319 --> 00:01:10,904
バハマにいます

23
00:01:13,156 --> 00:01:16,785
画期的な実験を始めるのです

24
00:01:19,996 --> 00:01:22,040
科学者の助言を得つつ——

25
00:01:22,165 --> 00:01:26,795
サメの かむ力
“咬合こうごう力〟の実測に挑みます

26
00:01:29,339 --> 00:01:31,007
しかも実験台は——

27
00:01:32,926 --> 00:01:36,638
世界でも最大最強クラスの
２種のサメ

28
00:01:37,430 --> 00:01:38,765
シュモクザメと

29
00:01:41,518 --> 00:01:43,228
イタチザメです

30
00:01:48,525 --> 00:01:50,944
タンパ大学
ダン･ヒューバー教授
咬合力で分かるのが——

31
00:01:51,111 --> 00:01:55,490
４億年以上も
頂点捕食者である理由です

32
00:01:57,200 --> 00:02:00,995
かみ方だけでも
いろいろと分かります

33
00:02:03,623 --> 00:02:04,916
その暮らし方

34
00:02:07,001 --> 00:02:08,503
そして狩り方

35
00:02:11,464 --> 00:02:15,009
種によって少しずつ違います

36
00:02:15,301 --> 00:02:19,472
獲物や環境に最適な進化を
遂げた種も

37
00:02:22,142 --> 00:02:24,853
しかし咬合力に関しては——

38
00:02:24,978 --> 00:02:27,063
まだ謎が多いのです

39
00:02:29,858 --> 00:02:33,319
泳いでいるサメに
かませて測るので

40
00:02:33,444 --> 00:02:35,572
まさに至難の業です

41
00:02:36,447 --> 00:02:40,076
捕獲したサメや
コンピューターモデルで——

42
00:02:40,201 --> 00:02:41,703
研究してきました

43
00:02:43,121 --> 00:02:47,750
そうして出した推定値は
現実と合うのか

44
00:02:49,085 --> 00:02:50,753
確かめるには——

45
00:02:52,380 --> 00:02:57,552
実際の咬合力を海で
測ってみるしかありません

46
00:02:58,136 --> 00:03:00,471
“シャーク･
エクスプローラーズ〟
そのスキルを
持つのが——

47
00:03:00,638 --> 00:03:04,392
ブロックたち
サメの専門家です

48
00:03:07,020 --> 00:03:09,647
サメ専門カメラマン
ブロック･マクシー
サメは人生の一部です

49
00:03:10,106 --> 00:03:11,649
僕はバハマ育ち

50
00:03:11,774 --> 00:03:15,945
ダイビングは
サメのほうがうまいです

51
00:03:17,113 --> 00:03:21,576
サメへの恐怖が
理解と敬意につながりました

52
00:03:22,577 --> 00:03:26,456
彼はずっと海洋研究に
携わってきて——

53
00:03:27,582 --> 00:03:30,001
サメを相手にしてきました

54
00:03:30,585 --> 00:03:33,922
そのスキルが
限界まで試されます

55
00:03:36,549 --> 00:03:40,011
どうすれば
サメのアゴの力を測れて——

56
00:03:40,595 --> 00:03:42,597
かつ 死なずに済むか

57
00:03:44,724 --> 00:03:47,852
“サメ用ガム〟を
開発しました

58
00:03:49,646 --> 00:03:51,856
史上初の試みなので——

59
00:03:52,023 --> 00:03:55,109
オリジナルの機器を
使うのです

60
00:03:57,570 --> 00:04:02,492
かんだ力のデータを
記録できるほど精密で

61
00:04:02,617 --> 00:04:06,120
かまれても平気なほど
頑丈です

62
00:04:09,791 --> 00:04:12,627
これが咬合力測定器です

63
00:04:12,794 --> 00:04:15,296
サメにかませたいのは——

64
00:04:15,964 --> 00:04:17,131
この中央部分

65
00:04:17,423 --> 00:04:20,843
この端の部分から
信号が送られて——

66
00:04:21,344 --> 00:04:24,806
測定した力が
これに表示されます

67
00:04:26,307 --> 00:04:30,228
測定器にかかる重さが
咬合力です

68
00:04:30,645 --> 00:04:34,440
その重さが測定値として
表示されます

69
00:04:35,316 --> 00:04:37,735
こうやって押してみると…

70
00:04:39,988 --> 00:04:42,907
約48キロの力が
かかりました

71
00:04:43,074 --> 00:04:47,036
この辺りにいる中で
どのサメの——

72
00:04:47,370 --> 00:04:50,456
咬合力が最強か判断できます

73
00:04:51,666 --> 00:04:54,669
人間やサメが
ケガをしないよう——

74
00:04:54,794 --> 00:04:57,672
細心の注意を払います

75
00:04:58,673 --> 00:05:03,553
専門家の彼でも
測定は容易ではありません

76
00:05:04,345 --> 00:05:07,223
まずはサメを引きつける

77
00:05:07,390 --> 00:05:10,685
海中だろうと船上だろうと
十分に

78
00:05:11,311 --> 00:05:14,939
次に 特定の位置に
かみつかせて——

79
00:05:15,064 --> 00:05:16,774
データを取ります

80
00:05:17,859 --> 00:05:21,279
シュモクザメと
イタチザメの前に——

81
00:05:21,404 --> 00:05:26,284
リルと一緒に
小さめのサメでテストします

82
00:05:26,534 --> 00:05:28,077
まずは この海面で——

83
00:05:28,202 --> 00:05:31,414
ニシレモンザメで
試してみます

84
00:05:32,040 --> 00:05:36,169
おびき寄せて
測定器にかみつかせます

85
00:05:38,671 --> 00:05:39,589
皆 いいか？

86
00:05:39,756 --> 00:05:40,340
リル

87
00:05:40,506 --> 00:05:41,382
いいわよ

88
00:05:46,220 --> 00:05:48,723
よし どんどん来るぞ

89
00:05:50,141 --> 00:05:52,352
測定器は取っ手付きで

90
00:05:52,477 --> 00:05:56,147
サメの口に
手を近づけずに済みます

91
00:05:59,859 --> 00:06:00,985
小さめでも——

92
00:06:01,110 --> 00:06:04,655
歯がびっしり生えている
サメです

93
00:06:05,656 --> 00:06:06,741
ほら かめ

94
00:06:06,949 --> 00:06:07,867
怖いな

95
00:06:09,285 --> 00:06:10,078
よし！

96
00:06:11,579 --> 00:06:12,747
やった

97
00:06:13,539 --> 00:06:14,374
かんだぞ

98
00:06:17,293 --> 00:06:18,127
どうだ？

99
00:06:18,294 --> 00:06:21,255
測定値は76キロ

100
00:06:22,090 --> 00:06:23,007
いい感じだ

101
00:06:24,050 --> 00:06:25,385
成功です

102
00:06:25,510 --> 00:06:27,929
咬合力が測定できました

103
00:06:30,181 --> 00:06:32,350
76キロというのは——

104
00:06:32,475 --> 00:06:36,437
研究による
過去の推定値と一致します

105
00:06:33,601 --> 00:06:37,438
ニシレモンザメ
76キロ

106
00:06:37,730 --> 00:06:41,692
ただ 頂点捕食者らしくない
低い数値です

107
00:06:43,277 --> 00:06:47,949
シェパード犬の77キロと
ほぼ同じなのです

108
00:06:49,826 --> 00:06:52,286
ここまでは練習です

109
00:06:53,162 --> 00:06:57,750
次に測りたいサメは
はるかにハードルが高い

110
00:06:59,085 --> 00:07:03,131
このアゴは測定器に
どう振る舞うか

111
00:07:04,298 --> 00:07:07,468
シュモクザメの狩り場は
海底で

112
00:07:08,845 --> 00:07:11,472
アカエイやイカを探します

113
00:07:13,850 --> 00:07:16,853
口が他のサメより
小さいことが——

114
00:07:19,689 --> 00:07:22,233
かむ力にどう影響するか

115
00:07:27,738 --> 00:07:30,533
このバハマのビミニは——

116
00:07:30,658 --> 00:07:34,579
シュモクザメとの
ダイビングに最高です

117
00:07:36,247 --> 00:07:38,875
シュモクザメを
おびき寄せ——

118
00:07:39,876 --> 00:07:42,044
ひとかみさせたい

119
00:07:43,129 --> 00:07:46,007
先例のない
初の試みですから——

120
00:07:46,299 --> 00:07:48,050
試行錯誤になります

121
00:07:48,176 --> 00:07:50,428
口が下側にあるサメは——

122
00:07:50,553 --> 00:07:55,516
うまくかめる位置に
測定器を入れるのが難しい

123
00:08:05,526 --> 00:08:09,363
シュモクザメの狩り場である
海底へ

124
00:08:11,365 --> 00:08:14,535
コモリザメが
かぎつけましたが

125
00:08:15,203 --> 00:08:17,205
お呼びではありません

126
00:08:18,372 --> 00:08:19,207
目当ては——

127
00:08:21,417 --> 00:08:22,877
こちら

128
00:08:23,961 --> 00:08:25,505
おっと　来たぞ

129
00:08:27,215 --> 00:08:29,217
かなりの大きさです

130
00:08:29,342 --> 00:08:32,553
我々の測定器にふさわしい

131
00:08:36,057 --> 00:08:40,311
餌を１つ２つやって
我々になれさせます

132
00:08:42,188 --> 00:08:47,318
鼻をつかんで慎重に誘導し
サメの動きを制御します

133
00:08:48,903 --> 00:08:52,031
これは美しいし 大きいです

134
00:08:53,241 --> 00:08:54,617
彼のような——

135
00:08:54,784 --> 00:08:58,955
サメのベテランだけが
やっていい行動です

136
00:09:00,873 --> 00:09:04,001
この海域に
潜り続けて約20年

137
00:09:04,126 --> 00:09:07,964
サメの機嫌の読み方も
知っています

138
00:09:08,923 --> 00:09:11,133
準備万端に見えます

139
00:09:13,177 --> 00:09:14,428
魚はともかく——

140
00:09:14,804 --> 00:09:17,557
測定器をどう見るでしょうか

141
00:09:18,599 --> 00:09:19,600
来た

142
00:09:21,602 --> 00:09:23,521
用意してくれ

143
00:09:27,775 --> 00:09:30,069
ダメだ　ツキがない

144
00:09:34,699 --> 00:09:36,742
かませるぞ　用意

145
00:09:42,873 --> 00:09:45,918
かみつかず
餌だけ食べました

146
00:09:47,587 --> 00:09:50,923
シュモクザメ　１
ブロック　０

147
00:09:51,632 --> 00:09:52,633
リル　用意

148
00:09:52,967 --> 00:09:53,926
来るぞ

149
00:09:55,469 --> 00:09:56,762
期待できる

150
00:10:00,516 --> 00:10:03,936
測定器をかませようと
奮闘します

151
00:10:04,061 --> 00:10:07,523
測定器を警戒するサメに
何とか——

152
00:10:07,690 --> 00:10:10,026
かませようとしています

153
00:10:10,651 --> 00:10:11,736
用意

154
00:10:21,621 --> 00:10:26,751
歯をちょっとだけ使い
欲しいものだけ取った

155
00:10:27,335 --> 00:10:29,211
かんでくれません

156
00:10:32,423 --> 00:10:36,510
測定器をかまずに
餌だけ取っていきます

157
00:10:37,887 --> 00:10:40,222
シュモクザメ　２
ブロック　０

158
00:10:40,389 --> 00:10:41,349
浮上する

159
00:10:48,147 --> 00:10:49,649
簡単ではないです

160
00:10:49,940 --> 00:10:51,108
苦戦は——

161
00:10:51,651 --> 00:10:53,527
想定の範囲です

162
00:10:53,944 --> 00:10:58,032
大きなメスで
ブロックより上手うわてでした

163
00:10:58,699 --> 00:11:02,870
食いしん坊のはずが
測定器をさし出すと——

164
00:11:03,704 --> 00:11:05,373
抜け目がなくなる

165
00:11:06,123 --> 00:11:07,917
ちゃんと来るんです

166
00:11:08,209 --> 00:11:10,086
測定器のそばに来て

167
00:11:10,211 --> 00:11:13,255
ほとんど歯の先を使って——

168
00:11:13,381 --> 00:11:17,009
餌を取っていくだけ
かまないんです

169
00:11:17,635 --> 00:11:18,761
頑張ります

170
00:11:26,936 --> 00:11:29,146
サメの専門家 ブロックは——

171
00:11:29,313 --> 00:11:31,857
サメの咬合力を調査中

172
00:11:32,024 --> 00:11:34,902
“サメ用ガム〟を使います

173
00:11:35,695 --> 00:11:40,950
バハマ最大級のサメの
アゴの力を受け止めます

174
00:11:43,536 --> 00:11:45,121
シュモクザメです

175
00:11:45,246 --> 00:11:46,747
よし 用意

176
00:11:47,957 --> 00:11:52,545
苦戦しつつも
報われると信じて粘ります

177
00:11:56,257 --> 00:11:57,758
戻ってきた

178
00:12:00,177 --> 00:12:01,762
かんで

179
00:12:05,015 --> 00:12:06,100
リル　どうだ？

180
00:12:06,600 --> 00:12:09,854
最後の１回の測定値は
47.5キロ

181
00:12:11,272 --> 00:12:13,733
かじった感じです

182
00:12:14,442 --> 00:12:16,902
仕組みをうまく利用して——

183
00:12:17,027 --> 00:12:20,030
かむことなく餌を取ります

184
00:12:20,823 --> 00:12:22,408
また来る

185
00:12:23,701 --> 00:12:25,035
かませるぞ

186
00:12:30,750 --> 00:12:31,792
やった

187
00:12:32,293 --> 00:12:34,128
かんでる　どうだ？

188
00:12:36,130 --> 00:12:40,050
かなり大きな数値
229.3キロです

189
00:12:40,509 --> 00:12:41,552
成功です

190
00:12:41,719 --> 00:12:45,055
シュモクザメ　２
ブロック　１
シュモクザメの咬合力を
初めて実測

191
00:12:45,306 --> 00:12:46,348
上出来です

192
00:12:48,017 --> 00:12:50,144
3.3メートルのサメが——

193
00:12:50,269 --> 00:12:53,397
約230キロの力でかみました

194
00:12:52,605 --> 00:12:54,190
シュモクザメ
２２９キロ

195
00:12:55,816 --> 00:12:56,942
つまり獲物は——

196
00:12:57,067 --> 00:13:01,238
ＮＦＬの選手２人分の重さで
潰されます

197
00:13:03,324 --> 00:13:04,408
驚いたことに——

198
00:13:04,533 --> 00:13:08,788
この結果を上回る
捕食者たちがいます

199
00:13:13,334 --> 00:13:18,422
かむ力が動物界最強なのは
イリエワニです

200
00:13:18,631 --> 00:13:22,968
９００キロ以上

201
00:13:21,091 --> 00:13:22,968
次に強いのがカバです

202
00:13:25,137 --> 00:13:27,181
８１６キロ

203
00:13:27,306 --> 00:13:30,684
他類の動物と比べ
サメの咬合力は——

204
00:13:30,810 --> 00:13:35,815
タンパ大学
ダン･ヒューバー教授

205
00:13:32,436 --> 00:13:36,357
実際の数値で
比較してみると——

206
00:13:36,482 --> 00:13:40,027
他の頂点捕食者より
弱いのです

207
00:13:41,487 --> 00:13:45,032
サメは頂点捕食者であり——

208
00:13:45,491 --> 00:13:47,785
悪名高いアゴを持つのに——

209
00:13:47,910 --> 00:13:50,204
他より咬合力が弱い？

210
00:13:51,872 --> 00:13:55,668
サメの咬合力が
あまり強くない理由は——

211
00:13:55,793 --> 00:13:57,378
１つは歯の形です

212
00:13:59,338 --> 00:14:02,633
この歯が動物としては
特殊です

213
00:14:04,385 --> 00:14:06,971
歯がびっしり生えています

214
00:14:07,096 --> 00:14:11,767
サメの歯は常時
数百本 生えています

215
00:14:11,892 --> 00:14:14,895
そして
どんどん前に出てきて——

216
00:14:15,020 --> 00:14:18,023
前の歯が抜けたら埋めます

217
00:14:18,148 --> 00:14:20,818
まるでベルトコンベヤーです

218
00:14:20,943 --> 00:14:25,531
こうして一生の間に
数万の歯を使うのです

219
00:14:28,200 --> 00:14:32,997
こうして常に生え変わり
すり減ることもなく——

220
00:14:35,583 --> 00:14:38,502
どの歯も非常に鋭いままです

221
00:14:39,753 --> 00:14:43,424
鋭いと力を入れずとも
かみ切れます

222
00:14:45,259 --> 00:14:49,513
短刀のような歯なので
229キロの力でも——

223
00:14:49,889 --> 00:14:52,474
このシュモクザメは——

224
00:14:52,600 --> 00:14:57,104
エイやイカなどの獲物を
楽に狩れるのです

225
00:14:59,273 --> 00:15:02,109
作戦は終了していません

226
00:15:02,735 --> 00:15:05,154
次は この結果を
バハマの——

227
00:15:05,279 --> 00:15:08,365
もう１種の大型と比較します

228
00:15:10,367 --> 00:15:13,621
そのサメの餌は
飲み込みにくい——

229
00:15:14,371 --> 00:15:17,166
甲羅を持つ大型海洋生物です

230
00:15:19,668 --> 00:15:23,881
ブロックたちが
次の準備をする一方で

231
00:15:25,174 --> 00:15:27,927
サンディエゴ沖では——

232
00:15:28,052 --> 00:15:31,889
サメのもう１つの特性の
実測に——

233
00:15:33,682 --> 00:15:35,142
挑戦します

234
00:15:35,976 --> 00:15:37,227
速さです

235
00:15:40,147 --> 00:15:44,193
サメの中で最速とされる
アオザメ

236
00:15:45,444 --> 00:15:50,824
最高速度は推定で
時速48～113キロです

237
00:15:52,826 --> 00:15:57,039
信頼できる実測値は
得られていません

238
00:16:00,042 --> 00:16:01,919
咬合力と同様に——

239
00:16:02,044 --> 00:16:06,173
速さの実測値も
サメの理解に不可欠です

240
00:16:06,840 --> 00:16:08,676
頂点捕食者の座を——

241
00:16:08,801 --> 00:16:13,055
速さによっても守っていると
分かるからです

242
00:16:14,181 --> 00:16:18,060
カメラマンの
アンディ･カサグランデが——

243
00:16:18,185 --> 00:16:21,355
アオザメの速度計測に
挑みます

244
00:16:23,065 --> 00:16:27,361
世界最速のサメには
ベストを尽くします

245
00:16:28,320 --> 00:16:32,032
サメを数十年
撮ってきた経験を支えに——

246
00:16:32,241 --> 00:16:36,286
この試みでの
初の成功者を目指しますが

247
00:16:38,539 --> 00:16:43,377
全速力のアオザメの追跡で
限界まで試されます

248
00:16:45,713 --> 00:16:50,426
これは海の科学であり
速度の科学です

249
00:16:51,510 --> 00:16:52,803
そこが目的地？

250
00:16:54,138 --> 00:16:56,515
あらゆる助けが必要です

251
00:16:57,808 --> 00:17:01,645
地元の船長
マーク･マーティンと組みます

252
00:17:04,189 --> 00:17:05,899
ここだと思う

253
00:17:06,900 --> 00:17:08,360
鳥が群れてる

254
00:17:08,527 --> 00:17:09,069
サメも…

255
00:17:09,194 --> 00:17:10,154
うようよと

256
00:17:10,279 --> 00:17:12,197
アオザメの速さは？

257
00:17:11,196 --> 00:17:15,159
映像カメラマン
アンディ･カサグランデ

258
00:17:12,322 --> 00:17:13,407
分からない

259
00:17:13,532 --> 00:17:14,450
推測で

260
00:17:14,575 --> 00:17:17,286
推測なら
時速60キロ以上

261
00:17:17,411 --> 00:17:22,041
“時速110キロだった〟と
言う人もいるが

262
00:17:22,166 --> 00:17:23,584
誰も測ってない

263
00:17:25,252 --> 00:17:27,671
それを変えたいのです

264
00:17:28,964 --> 00:17:31,884
人よりアオザメに
詳しいことが——

265
00:17:32,885 --> 00:17:35,763
有利に働くことを願いつつ

266
00:17:35,929 --> 00:17:37,514
ほら アオザメです

267
00:17:37,681 --> 00:17:41,101
好奇心旺盛で
フィンに寄ってきた

268
00:17:41,351 --> 00:17:43,187
フィンをかんでる！

269
00:17:44,104 --> 00:17:45,814
見た感じ フィンは——

270
00:17:46,315 --> 00:17:47,608
まだ使えます

271
00:17:49,568 --> 00:17:52,279
ホホジロザメと同じ科で

272
00:17:52,404 --> 00:17:55,699
同様に大型のサメらしい
態度です

273
00:17:57,868 --> 00:18:01,705
かみそりの刃で
埋め尽くしたような口

274
00:18:01,872 --> 00:18:05,793
一歩 間違えると
最悪の日になります

275
00:18:06,835 --> 00:18:10,923
アンディの相手は
生意気で速いサメです

276
00:18:13,926 --> 00:18:16,929
アオザメは
一生 飛ばし続けます

277
00:18:19,389 --> 00:18:22,017
尾びれで推力を生み出し

278
00:18:23,560 --> 00:18:26,814
魚雷形の体は
抵抗を低減します

279
00:18:28,482 --> 00:18:32,194
ひれは硬く
安定板の役割を果たします

280
00:18:34,947 --> 00:18:37,950
うろこには隆起があって——

281
00:18:39,118 --> 00:18:42,454
抵抗を減らし
最大限 加速できます

282
00:18:44,206 --> 00:18:47,042
ただ アオザメが
特に速くても——

283
00:18:47,960 --> 00:18:51,880
どのサメも
速さが特性と言えます

284
00:18:52,840 --> 00:18:55,592
サメにとって速さは命綱

285
00:18:54,508 --> 00:18:58,095
フロリダ･
アトランティック大学
マリアン･ポーター博士

286
00:18:55,717 --> 00:18:58,971
重要な特性で
これにより決まります

287
00:18:59,138 --> 00:19:01,807
捕食者から逃げられるか

288
00:19:01,974 --> 00:19:06,311
必要な獲物を見つけて
生き延びられるか

289
00:19:07,521 --> 00:19:11,191
速くないと
生き延びられません

290
00:19:12,484 --> 00:19:16,905
しかし最速のサメに
どう ついていくか

291
00:19:17,030 --> 00:19:21,034
大変でしょうが
実は秘策があります

292
00:19:30,878 --> 00:19:31,962
どうなるか

293
00:19:32,129 --> 00:19:36,008
サメの撮影では
世界有数のベテランと——

294
00:19:36,133 --> 00:19:39,094
世界最速のサメとの
レースです

295
00:19:40,888 --> 00:19:45,642
アオザメの最高速度を
計測する試みですが——

296
00:19:45,767 --> 00:19:48,645
空から追うことにします

297
00:19:50,147 --> 00:19:53,025
速さの計測に
ドローンは理想的

298
00:19:53,150 --> 00:19:58,280
アオザメの上に飛ばせれば
速度が相関するはずです

299
00:19:59,114 --> 00:20:03,410
ドローンの速度は
モニターに表示されます

300
00:20:03,785 --> 00:20:05,829
時速８～19キロ

301
00:20:03,994 --> 00:20:08,373
この枠内にアオザメを
捉えられている間は——

302
00:20:09,041 --> 00:20:11,043
ドローンの速度は——

303
00:20:11,168 --> 00:20:14,546
アオザメの速度と
一致しています

304
00:20:15,339 --> 00:20:18,926
さらにアオザメに
加速をさせるため——

305
00:20:19,426 --> 00:20:22,596
魚に似せた疑似餌を使います

306
00:20:23,263 --> 00:20:26,016
できるだけ飛ばしてくれ

307
00:20:28,518 --> 00:20:30,062
３ ２ １ 発射！

308
00:20:36,485 --> 00:20:38,362
よし 疑似餌を放て！

309
00:20:42,324 --> 00:20:44,493
単純そうな計画でも——

310
00:20:44,952 --> 00:20:47,788
不安視する声もあります

311
00:20:48,121 --> 00:20:51,541
ドローンで追うのは
大変です

312
00:20:49,039 --> 00:20:51,541
フロリダ･
アトランティック大学
マリアン･ポーター博士

313
00:20:51,959 --> 00:20:55,587
うまく飛ばして
サメをカメラの視野に——

314
00:20:55,712 --> 00:20:57,756
捉え続けるのです

315
00:20:57,881 --> 00:21:01,260
それ自体が
困難を極めるはずです

316
00:21:01,385 --> 00:21:03,428
アオザメは
本当に速く——

317
00:21:03,595 --> 00:21:07,766
たぶん１秒足らずで
視界から消えます

318
00:21:09,810 --> 00:21:12,479
スプリンターらしく——

319
00:21:13,021 --> 00:21:17,985
一気に最高速度に達すると
考えられています

320
00:21:18,652 --> 00:21:21,989
ですので
追跡しにくいでしょう

321
00:21:22,114 --> 00:21:26,201
速度と方向を
いつでも変えられます

322
00:21:26,868 --> 00:21:28,203
アオザメだ！

323
00:21:30,205 --> 00:21:31,540
これは大きい

324
00:21:33,208 --> 00:21:34,751
よし 来たぞ

325
00:21:36,378 --> 00:21:37,838
引き寄せろ

326
00:21:40,632 --> 00:21:42,676
必死に追ってるぞ　見ろ

327
00:21:45,178 --> 00:21:48,557
速すぎて
フレームからはみ出てる

328
00:21:51,476 --> 00:21:53,103
戻ってきた

329
00:21:54,313 --> 00:21:56,064
来てるぞ

330
00:21:58,692 --> 00:22:00,277
追うのが大変だ

331
00:22:03,071 --> 00:22:03,739
こら！

332
00:22:05,532 --> 00:22:07,784
正確な結果を
得るため——

333
00:22:07,909 --> 00:22:10,287
測定値を
記録するまでの間——

334
00:22:10,412 --> 00:22:13,248
枠内にとどめねば
なりません

335
00:22:15,167 --> 00:22:19,421
ドローン操縦の熟練者
アンディも苦労します

336
00:22:21,131 --> 00:22:22,341
よし やるぞ

337
00:22:24,051 --> 00:22:25,886
船に向かってくる！

338
00:22:27,554 --> 00:22:30,807
枠を突っ切った
追いつけない

339
00:22:31,058 --> 00:22:34,144
成功者がいないわけですね

340
00:22:36,313 --> 00:22:37,230
よし 真上だ

341
00:22:38,148 --> 00:22:40,317
アオザメが有利です

342
00:22:41,568 --> 00:22:44,404
ペースも方向も
思いどおり

343
00:22:50,869 --> 00:22:52,788
アオザメ　１
アンディ　０

344
00:22:52,913 --> 00:22:54,289
これはダメだ

345
00:22:54,790 --> 00:22:56,333
同時進行は無理

346
00:22:56,875 --> 00:22:59,836
とにかく
ついていけない

347
00:23:04,716 --> 00:23:07,928
アオザメは評判どおりです

348
00:23:09,554 --> 00:23:13,892
しかし速さを要する理由が
あるそうです

349
00:23:15,060 --> 00:23:17,062
獲物のマグロです

350
00:23:17,813 --> 00:23:21,400
マグロは海でも屈指の
速い魚で——

351
00:23:21,566 --> 00:23:25,570
尾の形が
アオザメの尾にそっくりです

352
00:23:25,695 --> 00:23:28,740
獲物と同程度に
速く泳げるよう——

353
00:23:28,865 --> 00:23:31,701
アオザメの尾が
進化したのです

354
00:23:32,953 --> 00:23:36,623
餌が速いなら
もっと速くなること

355
00:23:37,958 --> 00:23:42,087
マグロは最速で
時速70キロを出せます

356
00:23:43,797 --> 00:23:47,801
ならばアオザメは
もっと速いはずです

357
00:23:48,552 --> 00:23:51,304
80キロ以上かもしれません

358
00:23:51,972 --> 00:23:55,100
そんな速度は
風の強い沖では——

359
00:23:55,308 --> 00:23:58,103
このドローンは出せません

360
00:23:59,980 --> 00:24:05,277
こうなったら増援を入れて
発奮すべきです

361
00:24:08,655 --> 00:24:12,659
ジェフ･ラッセルと
レーサードローンです

362
00:24:13,702 --> 00:24:15,829
159… 163キロ！

363
00:24:17,831 --> 00:24:19,374
これは楽しい

364
00:24:20,584 --> 00:24:23,086
初めて見る速さです

365
00:24:23,211 --> 00:24:24,212
すごい！

366
00:24:25,255 --> 00:24:28,884
速いだけでなく
機動性もあります

367
00:24:29,301 --> 00:24:34,181
この速さと機動性なら
追えるかもしれません

368
00:24:37,476 --> 00:24:40,604
すごいぞ
どれだけ速いんだ？

369
00:24:40,729 --> 00:24:44,357
１秒足らずで
129キロまで加速できる

370
00:24:44,524 --> 00:24:45,734
本当に？

371
00:24:45,859 --> 00:24:49,070
飛行中の速度は
どう把握する？

372
00:24:49,196 --> 00:24:50,572
ゴーグルに——

373
00:24:50,739 --> 00:24:53,492
正確な速度が表示される

374
00:24:53,617 --> 00:24:55,202
ＧＰＳのおかげだ

375
00:24:55,410 --> 00:24:56,286
頼んだぞ

376
00:24:57,746 --> 00:24:59,164
よし やるぞ

377
00:24:59,289 --> 00:25:01,208
３ ２ １　行け！

378
00:25:04,503 --> 00:25:05,712
見ろ

379
00:25:06,087 --> 00:25:08,089
逆さまに飛んでる

380
00:25:11,343 --> 00:25:14,429
ドローン界のＦ１カーです

381
00:25:14,596 --> 00:25:15,764
すばらしい

382
00:25:16,348 --> 00:25:20,894
しかしサメ界のＦ１カーに
どう対抗するか

383
00:25:21,853 --> 00:25:23,563
マーク　見えるか？

384
00:25:23,730 --> 00:25:26,316
１匹 来る　180メートルだ

385
00:25:30,237 --> 00:25:31,029
よし

386
00:25:31,238 --> 00:25:32,155
サメだ

387
00:25:32,364 --> 00:25:33,907
アオザメか？

388
00:25:35,075 --> 00:25:36,201
捉えた

389
00:25:36,326 --> 00:25:39,246
ラインまで来そうだ

390
00:25:39,746 --> 00:25:42,832
ドローンは
すぐに位置に就ける？

391
00:25:44,084 --> 00:25:47,754
速さと機動性には
代償があります

392
00:25:48,338 --> 00:25:51,758
レーサードローンは
安定性に欠け——

393
00:25:52,217 --> 00:25:56,304
アオザメの追跡には
向いていないのです

394
00:25:57,055 --> 00:25:58,682
これを飛ばしつつ——

395
00:25:58,848 --> 00:26:01,017
サメを追うのは大変だ

396
00:26:02,852 --> 00:26:03,645
突然…

397
00:26:10,068 --> 00:26:13,071
アオザメ １
レーサードローン ０

398
00:26:10,569 --> 00:26:12,779
レースも終わり？

399
00:26:19,369 --> 00:26:21,955
カメラマンのアンディは——

400
00:26:22,122 --> 00:26:25,458
アオザメの速度計測が
なかなか進みません

401
00:26:30,255 --> 00:26:32,007
諦めずにやるぞ

402
00:26:32,132 --> 00:26:34,718
誰もやらないわけだ

403
00:26:34,926 --> 00:26:37,095
ほとんど不可能だから

404
00:26:38,597 --> 00:26:42,892
空から速度を合わせるのは
不可能でした

405
00:26:44,853 --> 00:26:47,105
そこで次の計画です

406
00:26:48,940 --> 00:26:51,443
ここで物理学です

407
00:26:52,402 --> 00:26:53,903
速度が測れない場合——

408
00:26:54,321 --> 00:26:57,365
距離を時間で割れば
分かります

409
00:26:58,700 --> 00:27:01,828
要するに
メジャーを作ったんだ

410
00:27:01,995 --> 00:27:03,997
30センチごとに印

411
00:27:04,164 --> 00:27:07,667
これを船尾につなげば
距離を測れる

412
00:27:08,918 --> 00:27:13,089
46メートルのメジャーを
潮流が伸ばします

413
00:27:14,591 --> 00:27:17,969
サメが泳いだ距離を測れます

414
00:27:19,012 --> 00:27:23,350
しかし所要時間も
記録する必要があります

415
00:27:24,517 --> 00:27:27,020
ドローンのタイマーを
使い——

416
00:27:27,187 --> 00:27:31,524
サメの記録と
所要時間の測定をします

417
00:27:34,027 --> 00:27:35,528
準備が整いました

418
00:27:35,779 --> 00:27:38,740
しかしアオザメがまだです

419
00:27:40,325 --> 00:27:44,329
“３ ６ ９ 12
メートル〟

420
00:27:40,700 --> 00:27:42,827
別のドローンで
疑似餌を——

421
00:27:42,952 --> 00:27:45,246
メジャー沿いに引きます

422
00:27:46,998 --> 00:27:49,084
難しそうに聞こえる？

423
00:27:49,501 --> 00:27:50,960
当たりです

424
00:27:52,128 --> 00:27:52,921
どう思う？

425
00:27:53,213 --> 00:27:57,550
いいね　ムチャだが
成功しないわけがない

426
00:27:58,093 --> 00:28:03,223
アオザメの最高速度を
記録できた者はいません

427
00:28:03,848 --> 00:28:08,395
しかしアオザメ用の
レース場も前代未聞

428
00:28:08,687 --> 00:28:11,398
天才？
それとも紙一重？

429
00:28:11,731 --> 00:28:14,359
今から分かります

430
00:28:14,526 --> 00:28:15,694
アンディ

431
00:28:16,361 --> 00:28:17,654
やるぞ

432
00:28:17,904 --> 00:28:19,406
ブイの前にいる

433
00:28:20,156 --> 00:28:21,032
いいな

434
00:28:22,909 --> 00:28:24,244
アオザメだ

435
00:28:24,953 --> 00:28:26,454
大きさは分からん

436
00:28:26,996 --> 00:28:28,748
よし ドローン起動

437
00:28:30,291 --> 00:28:31,292
来たぞ　まだ？

438
00:28:31,418 --> 00:28:32,627
ああ 興味がある

439
00:28:32,752 --> 00:28:34,379
よし 問題なし

440
00:28:34,879 --> 00:28:36,464
３ ２ １　起動

441
00:28:36,798 --> 00:28:38,425
１ ２ ３　発射

442
00:28:39,300 --> 00:28:41,136
サメは見えてる？

443
00:28:41,261 --> 00:28:44,931
ああ ブイで
サメを待ち伏せしては？

444
00:28:45,140 --> 00:28:47,267
よし ブイに戻ったぞ

445
00:28:47,726 --> 00:28:51,104
高度を下げて
メジャー沿いに飛ばせ

446
00:28:52,647 --> 00:28:54,107
サメがブイを離れた

447
00:28:54,232 --> 00:28:56,109
来た！ ついてきた！

448
00:28:59,112 --> 00:29:01,489
ついていってるぞ

449
00:29:03,408 --> 00:29:05,034
いったん止まれ

450
00:29:06,369 --> 00:29:10,498
アオザメが空腹なら
追ってくるでしょう

451
00:29:11,249 --> 00:29:13,460
見てる　見てるぞ

452
00:29:14,836 --> 00:29:16,588
さあ 突進速度を

453
00:29:17,005 --> 00:29:18,590
いけ いくんだ

454
00:29:18,923 --> 00:29:19,632
ダメだ

455
00:29:19,758 --> 00:29:21,301
いい　やり直す

456
00:29:21,468 --> 00:29:22,385
戻るぞ

457
00:29:25,138 --> 00:29:26,431
まずは失敗

458
00:29:26,681 --> 00:29:28,767
しかし再挑戦します

459
00:29:28,892 --> 00:29:30,602
またそこからだ

460
00:29:32,270 --> 00:29:33,897
よし 降下する

461
00:29:35,398 --> 00:29:37,025
サメが見える

462
00:29:38,818 --> 00:29:40,820
船に向かってきてる

463
00:29:41,905 --> 00:29:43,239
疑似餌を引け

464
00:29:45,825 --> 00:29:47,118
来るぞ

465
00:29:47,243 --> 00:29:48,828
気に入ったようだ

466
00:29:49,162 --> 00:29:50,288
レース開始

467
00:29:50,413 --> 00:29:51,664
見えるぞ

468
00:29:55,835 --> 00:29:57,337
一気に突進して——

469
00:29:57,462 --> 00:30:00,173
メジャーを
追い抜きました

470
00:30:03,635 --> 00:30:06,346
これで速度計算は可能？

471
00:30:09,265 --> 00:30:10,642
ここで物理学

472
00:30:14,354 --> 00:30:15,980
メジャーのおかげで——

473
00:30:16,105 --> 00:30:20,026
アオザメが泳いだ距離は
分かりました

474
00:30:20,318 --> 00:30:22,320
22メートルです

475
00:30:24,447 --> 00:30:29,369
カメラのタイマーでは
その間 ２秒でした

476
00:30:30,745 --> 00:30:34,249
公式を使うと速度は
“距離〟割る“時間〟

477
00:30:34,999 --> 00:30:38,419
結果は
時速 約40キロです

478
00:30:40,255 --> 00:30:45,009
マイケル･フェルプスの
自己ベストより約５倍 速い

479
00:30:45,426 --> 00:30:46,427
やった！

480
00:30:47,887 --> 00:30:50,014
喜ぶのは早いです

481
00:30:50,431 --> 00:30:52,267
時速40キロでは——

482
00:30:52,392 --> 00:30:56,479
時速69キロで泳ぐマグロを
狩れません

483
00:30:57,897 --> 00:31:00,984
これが限界ではないはずです

484
00:31:01,985 --> 00:31:05,446
アンディの疑似餌が
食欲をそそらず——

485
00:31:05,572 --> 00:31:10,702
アオザメを突進させるに
至らなかったのです

486
00:31:12,412 --> 00:31:15,123
方法を確立できたので——

487
00:31:15,248 --> 00:31:17,959
また来年 挑戦しましょう

488
00:31:18,084 --> 00:31:22,255
アオザメの最高速度は
それまで謎のまま

489
00:31:22,380 --> 00:31:24,090
今回は負けました

490
00:31:26,259 --> 00:31:29,637
サメの特性を
科学的に解く試みは——

491
00:31:29,762 --> 00:31:31,973
難題の連続です

492
00:31:33,600 --> 00:31:37,145
バハマでは
ブロックが達成寸前

493
00:31:38,229 --> 00:31:42,734
咬合力の測定で
スキルの限界に挑みます

494
00:31:42,859 --> 00:31:46,487
ベルトコンベヤーのように
次々と来てる

495
00:31:52,452 --> 00:31:56,539
捕食性のサメでは
特に大きいイタチザメ

496
00:32:02,503 --> 00:32:05,298
獲物は多岐にわたります

497
00:32:06,716 --> 00:32:10,637
クジラ 鳥 そして
他のサメも食べます

498
00:32:12,138 --> 00:32:16,225
しかし 中でも他の獲物より
苦労するのが——

499
00:32:18,645 --> 00:32:20,229
ウミガメです

500
00:32:23,066 --> 00:32:27,570
その甲羅をかみ砕くのに
必要なアゴの力は？

501
00:32:32,325 --> 00:32:33,701
このバハマで——

502
00:32:33,826 --> 00:32:36,746
間もなく知ることになります

503
00:32:37,789 --> 00:32:42,043
イタチザメのアゴに
対処できるのはプロのみ

504
00:32:44,379 --> 00:32:48,257
ブロックは約20年
サメと潜ってきました

505
00:32:50,927 --> 00:32:55,306
安全のために
焦りは禁物と知っています

506
00:32:58,059 --> 00:33:01,854
１回目は
測定器を持っていきません

507
00:33:02,397 --> 00:33:07,318
どんなイタチザメか確かめ
安全面を補強します

508
00:33:07,443 --> 00:33:09,445
測定器はその後です

509
00:33:09,904 --> 00:33:10,947
最高ですね

510
00:33:15,368 --> 00:33:18,079
ここはタイガービーチ

511
00:33:18,871 --> 00:33:21,541
由来は このサメの英名です

512
00:33:22,709 --> 00:33:26,295
ダイバーに慣れている
イタチザメ

513
00:33:32,093 --> 00:33:36,597
平気で寄ってくるので
彼も踏ん張ります

514
00:33:38,099 --> 00:33:40,184
２匹 近づいてきてる

515
00:33:41,894 --> 00:33:43,938
餌をかぎつけています

516
00:33:48,317 --> 00:33:49,944
ささやかなおやつ

517
00:33:53,614 --> 00:33:57,452
すぐに他のサメも
タダメシに群がります

518
00:33:59,704 --> 00:34:01,873
順番待ちなど しません

519
00:34:04,250 --> 00:34:05,752
用意もできない

520
00:34:09,422 --> 00:34:11,174
ほら なんて大きい

521
00:34:16,095 --> 00:34:17,889
容器を食べています

522
00:34:20,516 --> 00:34:24,228
“まねしないでください〟の
テロップが——

523
00:34:24,604 --> 00:34:25,938
必要な場面です

524
00:34:32,487 --> 00:34:37,200
ブロックの対処は
サメたちを餌から離すこと

525
00:34:37,533 --> 00:34:39,619
落ち着かせるためです

526
00:34:42,121 --> 00:34:45,333
しかし望んだほど
楽にいきません

527
00:34:49,170 --> 00:34:50,755
新手です

528
00:34:51,756 --> 00:34:53,925
３匹が容器を狙っています

529
00:34:54,467 --> 00:34:58,221
ベルトコンベヤーのように
次々と

530
00:34:59,097 --> 00:35:03,392
サメは争って
彼の気を引こうとします

531
00:35:04,102 --> 00:35:06,104
今は４匹います

532
00:35:07,522 --> 00:35:09,273
サメ団子です

533
00:35:10,191 --> 00:35:14,570
待つのが嫌で
４匹が一度に来たりします

534
00:35:14,695 --> 00:35:17,782
遠ざけるにも
腕は２本しかない

535
00:35:18,825 --> 00:35:21,953
水中安全チームが
ついてますが——

536
00:35:22,453 --> 00:35:24,455
周りのサメが多すぎて——

537
00:35:25,331 --> 00:35:28,668
主導権の維持は
やはり難しいです

538
00:35:28,793 --> 00:35:30,586
混乱してきました

539
00:35:32,964 --> 00:35:34,423
移動すべきです

540
00:35:36,884 --> 00:35:39,762
開けた場所に餌を移します

541
00:35:39,887 --> 00:35:44,183
サメが来る方向と反応が
よく見えるように

542
00:35:52,817 --> 00:35:55,153
皆 かなりの数がいるぞ

543
00:35:55,319 --> 00:35:56,696
しっかり食べる

544
00:35:57,697 --> 00:35:59,574
測定器を試そう

545
00:36:02,743 --> 00:36:03,870
ありがとう

546
00:36:09,167 --> 00:36:12,461
カメの甲羅を
かみ砕けるサメが——

547
00:36:13,212 --> 00:36:15,715
測定器をかんだら？

548
00:36:21,846 --> 00:36:24,473
測定器を出してみる

549
00:36:24,974 --> 00:36:25,808
来い

550
00:36:27,059 --> 00:36:27,727
よし

551
00:36:28,060 --> 00:36:28,769
用意

552
00:36:28,895 --> 00:36:29,896
了解

553
00:36:34,984 --> 00:36:37,904
歯茎で挟んだ感じだった

554
00:36:38,154 --> 00:36:39,280
データは？

555
00:36:39,780 --> 00:36:42,241
ダメ　取れなかったわ

556
00:36:43,075 --> 00:36:44,160
やるぞ

557
00:36:44,285 --> 00:36:45,995
来た　用意

558
00:36:53,127 --> 00:36:54,170
失敗した

559
00:36:55,588 --> 00:36:57,757
空気は十分だ　やれるぞ

560
00:36:58,257 --> 00:36:59,800
もう１回やるぞ

561
00:37:00,134 --> 00:37:02,511
旋回して向かってくる

562
00:37:02,762 --> 00:37:03,638
用意

563
00:37:08,768 --> 00:37:09,769
かんだ

564
00:37:13,022 --> 00:37:15,483
期待できそうでしたが…

565
00:37:16,943 --> 00:37:19,320
ニシレモンザメが妨害

566
00:37:24,325 --> 00:37:26,953
ケーブルを切断された

567
00:37:33,960 --> 00:37:34,710
バハマ

568
00:37:35,336 --> 00:37:38,965
データ取得前に
測定器を壊されました

569
00:37:40,967 --> 00:37:45,638
ニシレモンザメがくわえて
ケーブルが切れた

570
00:37:50,559 --> 00:37:51,727
失敗です

571
00:37:51,894 --> 00:37:56,691
しかしブロックは
つなぎ直せると考えました

572
00:37:57,316 --> 00:37:59,902
このとおり 修理しています

573
00:38:00,069 --> 00:38:01,404
ニシレモンザメが——

574
00:38:04,490 --> 00:38:07,285
あの小さな歯に引っかけたら

575
00:38:07,493 --> 00:38:09,412
ケーブルが真っ二つ

576
00:38:11,122 --> 00:38:13,165
また測定に挑みます

577
00:38:20,214 --> 00:38:23,801
先ほどかませた時の測定値は
不明です

578
00:38:24,302 --> 00:38:26,887
かんだのは大きなイタチザメ

579
00:38:29,015 --> 00:38:33,227
補修したケーブルは
長さが心配です

580
00:38:36,022 --> 00:38:37,648
イタチザメが３匹

581
00:38:41,777 --> 00:38:43,321
こっちに来る

582
00:38:47,533 --> 00:38:48,576
かんだ！

583
00:38:52,371 --> 00:38:55,041
測定値は？
しっかり かんだぞ

584
00:38:55,333 --> 00:38:59,045
ええ　203.9キロよ
すごかったわ

585
00:39:02,381 --> 00:39:04,175
悪くない数字ですが

586
00:39:04,300 --> 00:39:07,928
カメを食べるなら
もっと強くかめる

587
00:39:08,054 --> 00:39:09,764
続けます

588
00:39:11,265 --> 00:39:12,725
切れたケーブルを——

589
00:39:12,850 --> 00:39:16,395
サメが引っかけないよう
用心して

590
00:39:17,772 --> 00:39:20,608
サメは殺到してきます

591
00:39:22,693 --> 00:39:24,070
爆発的です

592
00:39:25,446 --> 00:39:28,616
４～５匹いる　止まらない

593
00:39:30,910 --> 00:39:34,246
あれもこれもそれも
全部 デカい

594
00:39:36,374 --> 00:39:37,583
２匹 来る

595
00:39:38,918 --> 00:39:41,504
よし 用意して　かませる

596
00:39:46,258 --> 00:39:47,385
かんだぞ

597
00:39:47,593 --> 00:39:50,179
力いっぱいかんだわ
230…

598
00:39:51,597 --> 00:39:54,475
240… 249.2キロ

599
00:39:54,642 --> 00:39:55,726
すごいな

600
00:39:55,935 --> 00:39:59,897
このアゴに
運悪く挟まれたら——

601
00:40:00,064 --> 00:40:03,526
バイクに潰されるのと
同じです

602
00:40:04,276 --> 00:40:05,528
リル　用意しろ

603
00:40:07,363 --> 00:40:10,449
来たぞ　この子も大きい

604
00:40:12,743 --> 00:40:13,953
かんだ

605
00:40:17,123 --> 00:40:19,333
しっかり かんだぞ

606
00:40:19,792 --> 00:40:20,960
測定値は？

607
00:40:21,293 --> 00:40:23,587
270キロを超えたわ

608
00:40:25,131 --> 00:40:28,843
自動販売機に
潰されるようなものです

609
00:40:29,510 --> 00:40:31,470
現時点の最高記録です

610
00:40:32,638 --> 00:40:37,643
勢いに乗った彼は
最も大きい１匹を狙います

611
00:40:38,269 --> 00:40:39,812
巨大だ

612
00:40:40,688 --> 00:40:42,022
来た　用意

613
00:40:44,942 --> 00:40:46,152
かんでる

614
00:40:51,824 --> 00:40:53,576
データは取れた？

615
00:40:54,368 --> 00:40:58,998
今の１回の測定値は
392キロと出たわ

616
00:41:04,920 --> 00:41:05,629
イタチザメ　０
ブロック　１

617
00:41:10,926 --> 00:41:12,720
2.7メートルの
イタチザメが——

618
00:41:12,845 --> 00:41:16,724
392キロの力でかみました

619
00:41:14,722 --> 00:41:19,727
イタチザメ ３９２キロ

620
00:41:16,849 --> 00:41:19,727
グランドピアノの重さです

621
00:41:21,187 --> 00:41:25,149
イタチザメの咬合力の
初実測です

622
00:41:25,733 --> 00:41:27,526
大変な成果です

623
00:41:27,818 --> 00:41:29,403
これ以上ないです

624
00:41:30,362 --> 00:41:33,532
驚きの発見もありました

625
00:41:35,034 --> 00:41:38,204
3.3メートルの
シュモクザメは——

626
00:41:39,747 --> 00:41:42,833
咬合力が229キロでした

627
00:41:45,127 --> 00:41:47,880
2.7メートルのイタチザメの

628
00:41:49,715 --> 00:41:51,717
咬合力が392キロなら——

629
00:41:52,051 --> 00:41:56,222
シュモクザメより70％
強いことになります

630
00:41:57,640 --> 00:42:00,059
60センチ 小さいのに

631
00:42:01,393 --> 00:42:04,438
この差は
どう説明できるのか

632
00:42:07,983 --> 00:42:12,238
アゴの力は体格だけで
決まらないそうです

633
00:42:12,571 --> 00:42:15,449
大型のサメは力がありますが

634
00:42:15,699 --> 00:42:18,994
咬合力には
複数の要素があります

635
00:42:20,246 --> 00:42:22,748
その１つが食習慣です

636
00:42:24,917 --> 00:42:27,628
イタチザメが食べるウミガメ

637
00:42:28,837 --> 00:42:31,382
この餌は力が要ります

638
00:42:32,007 --> 00:42:33,759
狩る技術も

639
00:42:34,760 --> 00:42:36,345
イタチザメは——

640
00:42:36,512 --> 00:42:39,640
タンパ大学
ダン･ヒューバー教授
体の構造も
行動も作用する例です

641
00:42:41,058 --> 00:42:43,644
イタチザメは大きなアゴと——

642
00:42:43,769 --> 00:42:46,939
逃さない歯で
甲羅を捕らえます

643
00:42:48,774 --> 00:42:51,944
甲羅を割れるよう
かみ方も進化

644
00:42:53,070 --> 00:42:57,408
イタチザメは
頭を上下左右に振るのです

645
00:42:57,533 --> 00:42:59,451
歯がノコギリ代わり

646
00:43:00,536 --> 00:43:03,581
楽には食事にありつけません

647
00:43:05,457 --> 00:43:09,461
シュモクザメは
単純に捕らえて食べます

648
00:43:11,088 --> 00:43:15,593
この“ひとかみ〟なら
力は大して要りません

649
00:43:16,802 --> 00:43:19,430
アゴも小さくていいのです

650
00:43:21,098 --> 00:43:24,518
より小さい
イタチザメのほうが——

651
00:43:24,643 --> 00:43:28,105
測定値が大きいのも納得です

652
00:43:32,359 --> 00:43:35,779
咬合力の研究は
動物の構造と——

653
00:43:35,946 --> 00:43:39,533
行動との関係を
理解するのに有用です

654
00:43:39,825 --> 00:43:43,746
長い時の流れの中で
変化した関係です

655
00:43:43,954 --> 00:43:45,497
これで分かるのが——

656
00:43:45,664 --> 00:43:48,667
頂点捕食者で
いられる理由です

657
00:43:49,293 --> 00:43:50,586
かむ力と速さで——

658
00:43:50,711 --> 00:43:54,548
サメは世界の海を
制してきました

659
00:43:54,673 --> 00:43:57,009
それを
測定することで——

660
00:43:57,176 --> 00:44:01,180
科学者たちは
最もすばらしい特性が

661
00:44:01,347 --> 00:44:03,807
適応能力だと気づきます

662
00:44:05,017 --> 00:44:08,395
究極の進化による
生存スキルです

663
00:44:08,520 --> 00:44:09,521
日本版字幕　佐伯 みちる

